名無し34歳の自分語り

妊娠~出産~子育てに関する備忘録です

産後と仕事復帰直後にケアが欲しかった

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試しにnoteを始めた。他のnoteも少し読んでみて、毒親の悩みなどは割と平凡で、独自性に欠けた、単なる自己満足のつぶやきと反省した。

 

人の命は平等ではなく、ほぼ「運」だけで決まっている。「人生40年論」より前に、だいぶ前から考えていた持論だ。そして自分はかなりラッキーな部類に入る。

 

傍目から見たら、高卒以下の親に生まれながら、自らの学力で大卒に階級アップを果たし、自分たちだけの収入だけで新築マンションを買い、子どもまで一人授かったという、理想的な人生に見えるだろう。

 

模範的な幸せファミリー……のはずが、幸せだと感じない。予想外なことに、DNAが“子どもは二人産むべき”と強く圧力をかける。しかし、肝心の配偶者が気乗りせず、むしろますます険悪になる。

 

2014年生まれの子どもの入学年カレンダーと資産残高を見ながら計算した上での修正計画。資金面は問題ないと確認済み。問題は時間のなさと、産後・仕事復帰後のケア不足にとよる身体的疲労の蓄積、すれ違い。

 

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おかしいな。どこからズレは始まったのか。子どもや夫に捧げるのではなく、自分の都合を最優先に考えた「自分だけの人生」を生きて何が悪い。

 

●同僚に侘びたい

 

実は、勤務先の育児休業取得第1号となった先輩社員と同じことを考えている。当時、理解できずに厳しく当たったことを後悔している。

 

家事・育児と仕事の両立は可能だが、やはり、かなり厳しい。その厳しさは職場の許容度と、配偶者の理解、実親の手助けにある。特に配偶者の協力の度合いに左右される。

 

少子化問題は、男女の労働・雇用環境と女性の精神面のケアの問題。あてもなく、ギアの入った「子ども欲しい」という願いは自分自身を壊しそうだ。

 

nanashino-kosodate.hatenablog.jp

 

 

2人目まだ? と言われない

子どもを出産した当日から後悔した。どうして子どもが欲しいなどと不相応なことを願ったのだろう。そして日に日に増していく夫への不満。すでに気づいていたズレが露呈し、もう我慢しきれないレベルに達した。妊娠直前・直後のお花畑ぶりが懐かしい。運が良すぎた。一生、授からなければよかった。結局、もう二度と出会いないかもしれないと互いに感じた異性と妥協して結婚した結果、夫と夫の両親に自分の命と体力を削って「最高のプレゼント」をあげただけだった。

人として生まれたからには「人生のフルコースを体験してみたい」と思った。運良く大学にも現役合格し、結婚して新築マンションに住み、一人っ子でも子どもに恵まれ、仕事もある程度の実績を残した。今すぐ死んでも後悔はない。

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変わらぬ日常

 

「つわり」をはじめとする妊娠時の不快な症状・トラブルは、ほとんどは「個人差」として片付けられてしまう。「妊娠は病気ではない」という慣用句の真の意味は、病気ではないので特効薬はなく、身体や精神を休め、やり過ごすしかないだそうだ。しかし、現実には、体調が悪いと弱音を吐く女性を批判する言葉となっている。

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一人で育てる覚悟がなければ、子どもは産んではならない

 

妊娠後、不眠(早朝覚醒)の傾向が強まっていたが、今週は特にひどかった。空腹感と不安感が原因で、朝早くに目が覚めてしまい、軽くて食べ、気持ち悪さを感じながら、ネットを見て、日によっては仕事を進めた。つわりによる不快な諸症状は収まらない。むしろ食事後の後味のまずさ・喉の渇きと便秘は悪化した。糖分の多いものを食べると悪寒を感じ、便秘薬を服用すると軽い吐気に襲われ、冷や汗が出る。悪寒や冷や汗はしばらく経てば収まるが、何とも不快だ。いくら検索しても、自分とまったく同じ症状で苦しんでいる人は見つからず、血液検査の数値に異常はないが、「低血糖症」または「糖尿病」が疑われる。

味覚異常は、妊娠をきっかけに発症した病気ではないのか、胃腸の不快は、もともとの持病が悪化したもので、適切な治療を行わないと完全には解消しないのではないか。とにかく辛い。往復の通勤電車内で熟睡している時間以外、常に不快感をつきまとわれ、終わりのない焦燥を感じる。

●ホットエントリー入りした記事の補足

ここ数日間の不眠の原因は、「はてな匿名ダイアリー」に投稿した記事への反響もあるだろう。当初はほとんど反応がなかったが、少し時間が経ってからトラックバックやブックマークが増え、ホットエントリー入りした。さまざまなアドバイスは参考になったが、攻撃的な批判のコメントはやはり重い。

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「赤ちゃん本舗」閉店セールで買い物

 

妊娠判明直後に、地元の「赤ちゃん本舗」が閉店すると知った(2014年5月閉店)。閉店する直前に何度か店を訪れ、閉店セールで、下着など、5割引~3割引のアイテムをいくつか買った。実際に必要な時期になって使わない可能性が考えられるため、基本的なものに絞った。とにかく安い。

オープンから10年、地元のショッピングセンター(SC)の中核テナントとして、絶大な集客力を誇っていただけに残念だ。SC自体の閉店の噂が現実味を帯びてくる。市内に、他に大型マタニティ・ベビー用品専門店はなく、今後は、2駅先の駅直結ショッピングモール内の新店舗まで行かなくてはならない。ただ、幸いなことに、徒歩+電車で行く場合、自宅からの所用時間は、閉店した店舗と変わらない。店の規模は新店舗のほうが大きく、通勤定期を持っている間は、まったく問題ない。ただ、車で行く場合は、所用時間10~15分から40~60分程度に大幅に増えてしまう。

●「赤ちゃん本舗」の賢明なスクラップ&ビルド戦略

客足が減り、閑古鳥が鳴く前に、惜しまれつつも閉店し、近隣店舗に集約する。赤ちゃん本舗のスクラップ&ビルド戦略は、的確だと思った。自治体の関係者より、人口動向や商圏範囲をしっかり把握している。この10年間、地元の「赤ちゃん本舗」から徒歩5分~20分圏内に、80戸を超える規模の新築マンション、30戸程度の小規模マンションがいくつか建設された。中には、なかなか売れない不人気物件もあったが、「赤ちゃん本舗」がオープンした2004年竣工の新築マンションは、立地がよく、市内としては高額だったにも関わらず、竣工前に全戸完売していた。今になって気づいたが、このマンションに住むファミリーをターゲットに出店したのだろう。

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